省エネって?
省エネとは、無駄なエネルギーを使わない事です。
省エネの意識が高まっている昨今ではさまざまな省エネ機器が流通しています。しかし、その能力をしっかりと使うためには、しっかりとした住宅性能が必要です。
例えるならこんな感じです。
底に小さな穴のあるコップと穴の無いコップに水を注ぎます。もちろん穴のあるコップは中々満たされる事はありません。満たされたとしても、徐々に水がなくなり、再度水を注ぐ必要があります。
これを住宅に置き換えてみてください。性能の高い住宅では使ったエネルギーをしっかりと溜め込む事が出来るのですが、性能の低い住宅では何回も何回もエネルギー使いを注ぎ足さなければなりません。いくら省エネ機器だとしても同じなのです。
それは本当の省エネと呼べるでしょうか?
省エネとは「どの基準から比べて省エネなのか?」が大切です。何十年も前の基準と比べてしまえば、すべて省エネと聞こえてしまいます。本来、省エネとは「現代の基準からどの位エネルギーが省けているか?」を言うのではないでしょうか。
未来の基準も明確にされている今現在、どのレベルの省エネ性能をもった住宅を建てるかは、とても大切な事だと思います。